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クライミング中の水分補給ガイド|指先の乾燥を防ぐ飲み方のコツ

「登っている途中から指先がカサついてきて、ホールドの感覚が悪くなる」——このような経験をしたことがあるクライマーは多いのではないでしょうか。実は指先の乾燥は、チョークや外気だけでなく、クライミング中の水分補給のタイミングや量にも大きく影響されます。


今回は、指皮のコンディションを保ちながら快適に登り続けるための、クライミング中の正しい水分補給の方法について解説します。


クライミング 水分補給 指先 乾燥のイメージ

なぜクライミング中に指先が乾燥しやすいのか

クライミングでは、チョークによる水分吸収、ホールドとの摩擦、ジム内の空調による乾いた空気など、指先の水分を奪う要因が重なりやすい環境です。さらに運動中は汗として体内の水分が失われていくため、体全体が軽い脱水状態に傾くと、皮膚の水分保持力も低下し、指先の乾燥がより進みやすくなります。指皮のコンディションを保つには、外側のケアだけでなく、運動中の体の水分状態を意識することも欠かせません。

脱水と皮膚の乾燥の関係

体内の水分が不足すると、皮膚は最後まで潤いを保とうとする一方で、優先順位の低い末端の血流や水分供給から後回しにされやすくなります。指先は体の末端にあたるため、軽度の脱水状態でも乾燥の影響を受けやすい部位のひとつです。長時間のセッションで指皮の状態が悪化しやすいと感じる場合は、水分補給のタイミングを見直してみる価値があります。

クライミング中の水分補給の基本

運動中の水分補給は「喉が渇いてから飲む」のではなく、こまめに少量ずつ補給することが基本とされています。クライミングは断続的に休憩を挟む競技のため、インターバルのタイミングを活用しやすいのが特徴です。

タイミング

目安

ポイント

セッション開始前

コップ1杯程度

体を軽く水分で満たしておく

セッション中(休憩ごと)

数口ずつ

チョークアップの合間にこまめに

セッション後

しっかりめに補給

発汗した分を補う


クライミングの休憩時間に水分補給をする様子

一気に大量に飲むのではなく、こまめに分けて摂ることで、体の水分バランスを安定させやすくなります。


水と経口補水の使い分け

軽い運動であれば水だけで十分なケースが多いですが、長時間のセッションや発汗量が多い日には、ミネラルも一緒に補給できる飲み物を取り入れるのも一つの方法です。ただし糖分の多いスポーツドリンクを飲みすぎると、かえって体調を崩す原因になることもあるため、量やタイミングには注意しましょう。

指先の乾燥を防ぐための飲み方の工夫

水分補給のタイミングだけでなく、飲み方そのものにもいくつかポイントがあります。

・冷たい飲み物を一気飲みしすぎない

・こまめな小休憩ごとに数口を目安にする

・チョークアップ前後のタイミングで意識的に飲む

・室内クライミングでは空調による乾燥も考慮する

・長時間セッションでは開始前・中間・終了後の3回を意識する


クライミング中の水分補給と乾燥対策アイテム

室内クライミングジムでの注意点

空調の効いたジムでは、体感的な暑さが少ないために水分補給を忘れがちですが、実際には空気の乾燥によって指先の水分が奪われやすい環境です。時計やタイマーを使って一定時間ごとに水分補給を促すなど、意識的な工夫を取り入れると乾燥対策として効果的です。

クライミングジムでの水分補給の様子

水分補給とあわせて行いたい指先ケア

体の内側から水分バランスを整えることは指皮の土台づくりに役立ちますが、クライミングによる摩擦や外的なダメージまでは水分補給だけではカバーしきれません。セッションの合間や終了後には、保湿クリームなどで指先を外側からもケアすることで、より安定したコンディションを維持しやすくなります。

水分補給とあわせて行う指先の保湿ケア

セッション後のケアルーティン

登り終えた後は、汗で失われた水分を補給すると同時に、指先の保湿ケアを行うのがおすすめです。水分補給とスキンケアをセットの習慣にすることで、次のセッションまでのコンディション維持にもつながります。

クライミング後の水分補給と指先ケアの習慣

まとめ

クライミング中の指先の乾燥は、チョークや外気だけでなく、体全体の水分状態とも深く関わっています。喉が渇く前にこまめに水分を補給する習慣を身につけることで、脱水による皮膚の乾燥を防ぎやすくなります。水分補給とあわせて、セッション後の保湿ケアも取り入れることで、指皮のコンディションをより安定させることができるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q. クライミング中はどのくらいの頻度で水分補給すべきですか?

A. 喉が渇く前に、休憩のたびに数口ずつ補給するのが目安です。一気に大量に飲むよりも、こまめな補給が体の水分バランスを保ちやすくなります。

Q. スポーツドリンクとお水、どちらが良いですか?

A. 短時間のセッションであれば水で十分なことが多いです。長時間・高発汗のセッションでは、ミネラルを含む飲み物を適量取り入れるのも選択肢のひとつです。


Q. 水分補給だけで指先の乾燥は防げますか?

A. 水分補給は体の内側からのアプローチとして有効ですが、チョークや摩擦による外的なダメージには保湿ケアなど外側からの対策もあわせて行うことが大切です。


Q. クライミングジムでも脱水になることはありますか?

A. 空調が効いていて涼しく感じても、発汗や乾燥した空気の影響で水分は失われています。屋外と同様に意識的な水分補給が必要です。


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参考情報

・スポーツ活動時の水分補給に関する一般的なスポーツ科学の知見

・皮膚科領域における脱水と皮膚バリア機能の関係についての一般的な知見

・厚生労働省による熱中症予防と水分補給に関する啓発情報


※本記事は一般的な情報提供を目的としており、体調に不安がある場合は医療機関への相談を推奨します。


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