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クライミング前のハンドクリームはNG?塗るタイミングの正解

「クライミング前にハンドクリームを塗ったら、ホールドが滑った気がする」——そんな経験から、「クライミング前の保湿はNG」と思い込んでいる人は少なくありません。一方で、「乾燥が気になるから、登る前にもケアしておきたい」という声もあります。

実は、クライミング前のハンドクリームが「良いか悪いか」は、塗り方とタイミング次第で大きく変わります。一概に「NG」と決めつけるのではなく、正しいタイミングと塗り方を知っておくことで、乾燥対策とグリップ力の両立が可能になります。

この記事では、クライミング前にハンドクリームを塗ることの是非と、失敗しない正しいタイミングについて解説します。

ベタつかないハンドクリームを指先になじませているクライマー

クライミング前のハンドクリームが「NG」と言われる理由

クライミング前のハンドクリームが敬遠される理由は、主に以下の点にあります。

・クリームの油分がホールド表面に付着し、摩擦係数が下がる

・チョークと油分が混ざり合うことで、逆にベタつき・滑りが強くなることがある

・塗ってから時間を置かずに登ると、まだ肌表面に浸透しきっていない油分が残る

特に「塗ってすぐ登る」というタイミングでは、これらの影響が出やすく、「クライミング前のクリームは滑る」というイメージにつながっています。

実は「NG」なのはタイミングであって保湿そのものではない

クリームを塗ってから時間を置くクライマー

指先の乾燥がひどい状態でクライミングをすると、かえって皮膚がひび割れやすくなったり、摩擦への耐性が下がったりすることもあります。つまり、「クライミング前に保湿してはいけない」のではなく、「塗ってすぐ登ってしまうタイミングが良くない」というのが実際のところです。

クリームが肌になじみ、表面のベタつきが引いた状態であれば、クライミング前の保湿がグリップに悪影響を与えるリスクは大きく下がります。ポイントは「塗る」ことではなく、「なじませてから登る」という時間的な余裕を持つことです。

タイミング別:ハンドクリームの正しい使い方

タイミング別にハンドクリームを使い分けるクライマー
クライミング前後や就寝前などタイミング別のハンドクリーム使用目安

このように、「クライミング前は絶対NG」というわけではなく、時間的な余裕となじませ方次第で、乾燥対策として活用できるタイミングもあります。

クライミング前に保湿する場合の注意点

クライミング前に薄くハンドクリームをなじませる様子

どうしてもクライミング前に乾燥が気になる場合は、以下のポイントを意識しましょう。

1.量を少なめにする:厚塗りせず、ごく薄くなじませる程度にとどめます。

2.なじむまで時間を置く:塗ってから最低でも15〜30分程度は時間を空けるのが理想です。

3.ベタつきにくいテクスチャーのクリームを選ぶ:シリコーン系の感触改良成分などが含まれ、なじみの早いタイプを選ぶと扱いやすくなります。

4.登る直前にティッシュなどで軽く拭き取る:表面に油分が残っている場合は、軽く拭き取ってからチョークをつけると安心です。

逆にNGなクライミング前の保湿の仕方

以下のような使い方は、グリップへの影響が出やすいため避けましょう。

・登る直前(数分前)に厚塗りする

・重めのオイル系・バーム系のクリームを直前に使う

・クリームを塗った後、拭き取らずそのままチョークをつけて登る

・手のひら全体にベタベタと塗り広げる

セッション中に乾燥が気になったときの対処法

セッションの合間に指先の乾燥やヒリヒリを感じた場合は、クリームを塗るよりも先に、以下の対応を検討してみましょう。

・一旦チョークを軽くはたき落とす

・少量の水で軽く湿らせてから、チョークをつけ直す

・乾燥が強い場合のみ、ごく少量のクリームを薄くなじませ、時間を置いてから再開する

セッションの真っ最中は、厚塗りのクリームよりも「チョークの調整」で対応する方が、グリップへの影響を抑えやすい場合が多いです。

まとめ

「クライミング前のハンドクリームはNG」というのは、正確には「塗ってすぐ登るタイミングが良くない」ということです。乾燥がひどい状態で登ることも、逆に皮膚トラブルの原因になり得ます。クライミングの30分〜1時間前に薄く塗ってしっかりなじませる、あるいは就寝前にしっかり保湿するなど、タイミングと塗り方を工夫することで、グリップへの影響を抑えながら乾燥対策を両立させることができます。

よくある質問(FAQ)

Q. クライミング直前にクリームを塗ってしまった場合はどうすればいいですか?

A. ティッシュなどで表面の油分を軽く拭き取ってから、チョークをつけて登ることをおすすめします。

Q. クライミング前は保湿を一切しない方がいいですか?

A. 完全に避ける必要はありません。時間的な余裕を持ってなじませれば、乾燥対策として活用できます。ただし、直前の厚塗りは避けましょう。

Q. どのくらい前に塗れば影響が出にくいですか?

A. 明確な決まりはありませんが、目安として30分〜1時間程度前に薄く塗り、しっかりなじませておくと影響が出にくいとされています。

Q. セッションの合間にクリームを塗り直しても大丈夫ですか?

A. ごく少量であれば問題ないことが多いですが、まずはチョークの調整で対応し、乾燥が強い場合のみ薄く補うのがおすすめです。

Q. ベタつきにくいクリームなら直前に塗っても大丈夫ですか?

A. ベタつきにくいタイプでも、塗ってすぐは油分が肌表面に残っている状態です。多少なりとも時間を置くことをおすすめします。


HANÉKA紹介

クライマー向けハンド&フィンガークリーム「HANÉKA」は、ベタつきにくく、なじみの良いテクスチャーを意識して設計しています。ジメチコンやシクロペンタシロキサンなどの感触改良成分と、保湿成分をバランスよく配合し、指先までしっかり保湿できるのが特徴です。

クライミング後や入浴後、就寝前のケアはもちろん、乾燥が気になるときにも取り入れやすいアイテムです。クライミング前に使用する場合は、ホールドを触るまでに時間を取り、クリームを十分になじませてから使用するのがおすすめです。

毎日の乾燥対策や、手や指を健やかに保つための保湿ケア習慣の一つとして、ぜひ取り入れてみてください。

HANÉKAの商品ページでは、詳しい成分情報や使い方をご紹介しています。ハンドクリームの使い方や成分に関する関連記事も、ぜひあわせてご覧ください。

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参考情報

本記事の内容は、以下のような分野の一般的な情報を参考にしています。

・化粧品成分における感触改良成分と浸透時間に関する一般的な知見

・クライミングにおけるグリップ力とハンドケアの関係に関する専門家・経験者の見解

・皮膚科分野における乾燥と摩擦への耐性に関する一般的な情報


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