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クライミングで指がひび割れるのはなぜ?原因と正しいケア方法を徹底解説

更新日:7月14日

ホールドを掴むたびに指先がピリッと痛む。気づけば皮がめくれ、割れ目から出血している。こうした「指のひび割れ」は、クライミングやボルダリングを続けている人なら一度は経験する悩みではないでしょうか。

痛みでホールドを持てなくなったり、テーピングだらけの指でセッションを諦めたりするのは、できるだけ避けたいものです。この記事では、クライマーの指がひび割れる原因を皮膚の仕組みから解説し、今日から実践できる予防法と正しいケア方法を紹介します。

クライミングで指先がひび割れて痛みを感じる女性クライマーの手元

クライミングで指がひび割れる主な原因


指のひび割れは、単なる「乾燥」だけが原因ではありません。クライミング特有の負荷が重なることで起こります。


摩擦とホールドによる角質の蓄積


クライミングでは、指先の皮膚が花崗岩や樹脂ホールドと繰り返し擦れます。この摩擦から皮膚を守ろうとして角質が厚くなりますが、角質が硬く分厚くなりすぎると柔軟性を失い、乾燥した際に亀裂が入りやすくなります。皮を分厚くすることと、しなやかさを保つことは、実はトレードオフの関係にあるのです。


チョークによる皮脂・水分の奪われすぎ


炭酸マグネシウムを主成分とするチョークは、汗を吸収してグリップ力を高める一方で、皮膚表面の皮脂や水分も一緒に奪ってしまいます。セッションのたびにチョークアップを繰り返すことで、指先は慢性的な乾燥状態に置かれやすくなります。


気温・湿度の低下


冬場や乾燥した季節は、空気中の湿度が下がることで皮膚の水分保持力そのものが低下します。もともとクライミングで乾燥しやすい指先は、外気の乾燥が重なることで、ひび割れのリスクがさらに高まります。


洗浄・消毒のしすぎ


ジムのホールド除菌や、セッション後の手洗いを頻繁に行う人も増えています。清潔を保つこと自体は大切ですが、洗浄と乾燥を繰り返すことで、皮膚のバリア機能を担う「セラミド」や皮脂膜が失われやすくなる点には注意が必要です。


クライミングのチョークで乾燥した指先

ひび割れが起きやすい指の部位と症状の見分け方


ひび割れは指のどこにでも起こるわけではなく、負荷がかかりやすい部位に集中する傾向があります。


【画像③】

クライミングでひび割れが起きやすい指の部位と主な原因をイラストで解説した図

特に関節のシワ部分は皮膚が伸び縮みするため、乾燥した状態でホールドを強く握ると一気に亀裂が広がりやすい部位です。痛みを感じたら、無理に登り続けずに一度状態を確認する習慣をつけましょう。


深いひび割れは「軽い外傷」として扱う


出血を伴うようなひび割れは、単なる乾燥ではなく皮膚が切れた状態です。この場合は保湿だけでなく、清潔に保つこと、必要に応じて絆創膏やテーピングで保護することも重要になります。悪化するとホールドを持てないほどの痛みにつながることもあるため、早めの対処を心がけてください。


【画像③】

画像内容:指先の亀裂にテーピングを巻いている様子

ALT:クライミングで割れた指先にテーピングをする様子

クライミングで割れた指先にテーピングをする様子

クライミング後に実践したい正しいケア方法


指のひび割れを防ぐには、登った後のケアが何より重要です。ここでは具体的な手順を紹介します。


1. セッション後はぬるま湯で優しく洗う


熱いお湯や強い石鹸は皮脂を余分に奪ってしまいます。チョークをしっかり落としつつも、ぬるま湯と低刺激の洗浄料で優しく洗うことを意識しましょう。


2. タオルで押さえるように水分をふき取る


ゴシゴシ擦ると摩擦でさらに皮膚を傷めてしまいます。タオルで軽く押さえるようにして水分を取るのがポイントです。


3. 濡れているうちに保湿する


洗顔後のスキンケアと同じように、水分が残っているうちに保湿ケアを行うことで、うるおいを閉じ込めやすくなります。クライミング後はこのタイミングを逃さないことが、翌日のコンディションを左右します。


4. 就寝前にもう一度重ね塗りする


日中のケアだけでは、寝ている間の乾燥までカバーしきれません。就寝前にもう一度保湿することで、角質のうるおいを一晩キープしやすくなります。


【画像④】

画像内容:クリームを指先に塗り込んでいる手元の写真

ALT:クライミング後に指先へ保湿クリームを塗り込む様子


予防のために日常でできること


* セッション中もこまめに水分補給をする

* 過度なチョークの使いすぎを避ける

* 洗浄後は必ず保湿をセットで行う

* 深爪や甘皮の切りすぎに注意する

* 症状が強い場合は皮膚科を受診する


これらは特別なことではありませんが、続けることで指先のコンディションは大きく変わります。


保湿ケアを選ぶときに意識したいポイント


クライマー向けの保湿ケアを選ぶ際は、一般的なハンドクリームとは異なる視点が必要です。


ベタつきにくいこと:塗った直後にホールドを持つと滑りの原因になるため、クライミング前後どちらでも使いやすいテクスチャーが望ましい

指先までしっかり浸透すること:ひび割れが起きやすいのは指先や関節部分のため、全体ではなく指先への浸透力が重要

香りが控えめであること:屋内ジムなど他の利用者がいる環境でも使いやすい

持ち運びやすいこと:ジムのバッグに入れて、セッション後すぐに使えるサイズ感


こうした視点で選ぶことで、クライミングという競技特性に合ったケアが実現しやすくなります。


クライミング後に指先へ保湿クリームを塗り込む様子

やってしまいがちなNGケア


クライミング後に指先へ保湿クリームを塗り込む様子

正しい知識を持ってケアすることが、パフォーマンスと指先の健康、両方を守ることにつながります。


ケアによって改善したクライマーの指先

まとめ


クライミングによる指のひび割れは、摩擦・チョークによる乾燥・気温の低下・過度な洗浄など、複数の要因が重なって起こります。特別な体質の問題ではなく、日々のケアで十分に予防・改善できる症状です。ポイントは「セッション後、水分が残っているうちに保湿する」「就寝前にもう一度ケアする」というシンプルな習慣を継続すること。指先のコンディションを整えることは、そのままクライミングのパフォーマンス維持にもつながります。


よくある質問(FAQ)


Q. クライミング後は毎回クリームを塗るべき?

A. はい、毎回のケアをおすすめします。ひび割れは一度の乾燥で起こるのではなく、乾燥の積み重ねによって進行します。セッションのたびに保湿する習慣が、予防の基本になります。


Q. チョークは手荒れの原因になりますか?

A. チョーク自体が直接肌を傷つけるわけではありませんが、汗と一緒に皮脂や水分も吸収してしまうため、乾燥を進める一因にはなります。使用後の保湿でカバーすることが大切です。


Q. 指が割れたまま登ってもいい?

A. 軽い皮むけ程度であれば問題ないケースもありますが、出血を伴う深い亀裂がある場合は無理をせず、テーピングで保護するか、治るまで休む判断も必要です。


Q. 保湿クリームとワセリンはどちらがいいですか?

A. ワセリンは皮膚表面を保護する効果に優れますが、内部からのうるおい補給には限界があります。指先まで浸透するタイプの保湿クリームと使い分けるのがおすすめです。


Q. クライミング前にクリームを塗っても大丈夫?

A. ベタつきが残るタイプはグリップ力の低下につながるため注意が必要です。前に使う場合は、しっかり浸透してベタつきの少ないタイプを選び、完全に馴染ませてから登るようにしましょう。


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指先の保湿ケアを考えるとき、「クライミングのために作られたクリームかどうか」は意外と見落とされがちなポイントです。


HANÉKAは、クライマーの指先のために設計されたハンド&フィンガークリームです。ベタつきにくいテクスチャーでありながら、指先までしっかりうるおいを届けるよう作られており、セッション後のケアはもちろん、翌日のコンディションづくりにも取り入れやすいのが特徴です。


「なんとなく手が荒れる」「指の割れが治らない」と感じている方は、日々のケアにHANÉKAを取り入れてみてはいかがでしょうか。


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* 関連記事はこちら:クライミングによる手荒れ・皮むけの基礎知識

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参考情報


* 日本皮膚科学会:皮膚の乾燥・バリア機能に関する一般情報

* American Academy of Dermatology:手の乾燥・ひび割れに関するスキンケア情報

* スポーツ医学関連の一般的な皮膚トラブルに関する知見


※本記事は一般的な情報提供を目的としており、症状が重い場合は医療機関の受診をおすすめします。



 
 
 

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